重要文化財手塚家住宅（上問屋史料館）

近世奈良井宿において塗櫛問屋を営んでいた家で、天保14年（1843）頃の建築です。2階部分が1階より張り出す出梁（だしばり）、猿頭（さるがしら）と呼ばれる桟木で押さえた鎧庇（よろいびさし）、蔀戸（しとみど）など、当時の奈良井の町家の典型的な外観意匠を残しています。建物は中村邸資料館として公開しており、2階の格子越しに街道をながめると、宿場を往来した当時の人々の足音が聞こえてくるようです。

市立博物館です。当地で使われた生活道具などを展示し、古くからの木曽谷のくらしを概観できます。冬季休館期間に注意してください。ならかわ。

塩尻市南部・楢川地区にある道の駅です。総檜作りの太鼓橋がシンボルです。トイレ等の道の駅施設は国道19号側から見て対岸にあるため注意してください。

古い街並みがおよそ1キロ続いていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。当時も奈良井宿に沢山の人が訪れ、その栄の様は「奈良井千軒」とも謳われました。昭和53年に国の重伝建に剪定されました。