国宝旧開智学校
明治5年(1872年)、学制の公布により全国で多数の学舎が建てられましたが、そのほとんどは地元の大工の手によるものでした。
時はまさに文明開化。大工たちは東京、横浜、神戸などの先進地へ赴き、実際に目にした洋風建築を持ち前の伝統技術で再現しようと試みます。旧開智学校はそのようにして生まれた擬洋風学校建築の一つです。
近代教育の出発点であり、西洋文化を貪欲に吸収していった明治という時代を象徴する建物として、令和元年、国宝に指定されました。
※耐震工事のため、令和3年6月から長期休館中です。隣接する「旧司祭館」で旧開智学校の紹介展示と売店の営業を行っています。
Basic Information
所在地
長野県松本市開智
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