碌山美術館
荻原守衛(もりえ)。号碌山(ろくざん)。明治12年(1879年)、旧穂高村(現・安曇野市穂高)の生まれです。
病弱で読書や絵画に親しむ少年時代を経て、22歳のとき洋画家を志し渡米します。
西洋画の基礎を学びながら自身の芸術観を育みますが、留学中に訪れたパリでオーギュスト・ロダンの作品と運命的な出会いを果たし、以後は彫刻家の道に進みました。
芸術へのたゆまぬ情熱と、敬慕しつづけた女性・相馬黒光への苦悩に満ちた愛。
両方を激しく行き来しながら、30年の生涯で日本の近代彫刻を代表する作品を残した碌山。その魂を感じ取ることができる美術館です。
Basic Information
所在地
長野県安曇野市穂高
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